ガルフストリーム BMWブログ

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当社の拘りの記事一覧

BMW F20 120 2回目のATF交換

2年前の平成28年に群馬県より、お越し頂きまして本日またまた群馬県より2回目のATF交換に来て下さいました.

朝5時にご自宅を出られたそうで、本当に大変でした。

誠にありがとうございます。

あまりに嬉しかったので、お客様に遠方より2回も来て下さるなんて本当に嬉しいです!とお話ししますと

いや~前回感動出来たんで必ず2回目も来ようと思ってました.

とのお返事を頂きまして更に最高に嬉しかったです。

ATF交換はどこでも出来ますが、当社の売りはATF全量交換と使うオイルそのものです。

木下プロとオイルメーカーさんが、こだわりにこだわったオイルだからこそ感動出来るんです。

木下プロと出会う前、色々なオイルを購入してましたが感動に至るものは皆無でしたのでオイルなんて、どれもこれも変わらないだろうし、そんな繊細な神経など持ち合わせている自分では有りませんので致し方無しと思ってました。

でも真実は違いました。

オイルの良し悪しが分かるのは感性では無いんです。

本当に良いオイルは、どなたにも分かっちゃうんです!

私はオイルを、なめてましたのが木下プロと出会って気づきました。

もっと言ってしまえばオイルは、どんな物でもブレンド次第で出来てしまう事も知りました。

まさに驚きの物体ですね!

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Posted at 2018/08/04 16:57:21コメント(0)

BMW E63 M6 1年点検

お得意様の地元の BMW E63 M6 のお客様が一年点検の為、入庫して下さいました。

普通の車屋でしたら、そのままリフトに上げ各部点検チェックして悪いところがあれば改善修理&交換してハイお終い。

ってとこなんですが当社は違います!

必ず試運転させて頂きます。

お客様におことわりして必ずリフトに上げる前に試運転にて各部を確認します。

そんな中、こちらのM6も乗らせて頂いたのですが、.エアコン掛かってるのにもの凄く暑い!

MAXエアコンにしても丸で送風状態で、とにかく暑い!

窓開けた方がよっぽど涼しい!

お客様は、このお車を本当にたまにしか乗られないんで気づいていらっしゃらない。

お電話して来て頂いて、まず間違いなくエアコンガス漏れしているのではないでしょうか?

とお伝えしたところ、夏には遠出したいんでガス漏れは修理したいですね!のお答えでした。

そしてお客様の見ている前で、ボッシュエアコンサービスマシンに繋ぎました。

この機械ではエアコンガスをまずは回収しクリーニングし、そして真空引きが始まります。

ここからが実は重要で真空状態を何分か保持させます。

ここで保持が出来ない場合は赤いランプが点灯しブザーが鳴ります。

そうしましたら明らかにガス漏れ状態という事になり機械はストップします。

私は間違い無くストップすると思っていましたが、な何と完成しちゃいました!

これがその結果です。

正確な充填量813gに対し回収したガスが233gでしたので、まさかの4分の1の量しか残っていなかったのです。

それでもひどいガス漏れは無かったって事になりましたので本当に驚きましたし、お客様も口アングリでした。

完成後は、そりゃあまあ冷える冷える!

これで真夏も安心ですし車にとっても優しくなりましたね!

そしてお次はこのパーツの登場です。

ハイ!フロントハブベアリングです。

お客様のお車に乗ってまず感じたのは暑いでしたが、次に感じましたのはステアリングの違和感でした。

ステアリングのセンター付近がとてもダルで、とてもMとは思えません。

切った時の反応も遅いですし、切っても曲がっていかない!

暫くしてブレーキを優しく踏むと明らかにブレーキジャダを感じる!

更に速度を上げると接地感が丸で無い!

レーンチェンジさえも思うように出来無い!

まず間違い無くこのパーツが原因でしよう!

お客様もブレーキジャダは自覚されていて、キャリパーOH、ブレーキローター交換、パッド交換したのに何でジャダるの?

と不思議だったそうです。

Mのローターには大きな穴が開いてるんで、そのせいなのかな~?

でも前はこんな.じゃ無かったんで、おかしいな~と思われていたそうです。

でも乗って貰って良かったな~自分では比較するものが無いんで、こんなものかな~としか思えませんでしたからと、おっしゃってました。

ハイまさにその通りで自分達の仕事は、車の良い状態を体に染み込ませ各車を比較する!

これしか出来ません。

木下プロの様にセッティングなんて全く不可能ですし望んでも多分無理です。

だからそこはプロにお任せし、良いものを開発して貰い更に高い次元で比較させて頂く事こそが使命だと思っています。

大切なお車を長く快適に安全に楽しく乗って頂く為の点検ですからね!

決してやっつけ仕事では良いお付き合いが出来ませんから!

そういつも肝に銘じてる次第です。

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Posted at 2018/04/13 14:58:12コメント(0)

金属疲労は必ずあります。

先日の遊園地の事故もそうですが、金属の疲労は必ず起こりえる事です。

自動車も当たり前ですが、金属の固まりであり、尚且つそれを組み立て、形作っていますのは、多くのボルト&ナットです。

自動車整備はこのボルト&ナットとの格闘でもあります。

水 泥 雪 埃 温度変化 にさらされ、錆びて固着したボルト&ナットをはずす事は、非常に困難な事です。

特に輸入車は、太く長いボルトが多く使われより難易度が増します。

そんな分解整備で酷使されたボルト&ナットを再使用するのは、どうかと思われます。

当社では以前より必ず強度の掛かる場所のボルト&ナットは必ず新品にし、同時にネジロック等を用い、適切なトルク管理をして参りました。

当然お客様には、その僅かな部品代が、ご負担にはなりますが、その僅かな金額で安全を得られるならばと喜んでお支払い頂いております。

純正パーツでも、メーカーによりけりで、必ず新品のボルト&ナットが付属する場合と、そうで無い場合があります。私共は、付属しないメーカーさんの部品発注には、必ず追加注文しております。今までお話してきました事は、至極当たり前の事なんですが、結構やってらっしゃらないところが多いのも事実なんです。

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Posted at 2007/05/31 17:04:15コメント(0)

オレンジウルフ ECDキット セッティングのお話

ダンパー開発に最も重要なのは、フリクションが少なく剛性が高く、精度が高い素性の良いダンパーを用いることです。

もともとフリクションが発生しているようなダンパーを開発しても当然良い結果は出ませんから。

オレンジウルフのオリジナルサスペンションは元々フリクションが少なく最適なモデルでした。

そのため開発もスムーズに進めることができました。

ところが市販品でフリクションの問題にまで行き届いた製品は実はあるようであまりないんです。

また市販品モデルでは減衰の波形を基本的にクルマのジオメトリーに合わせているだけの製品がほとんどです。

ところが僕は、あくまでも一般の方が色々な条件で使用する事、様々なドライビングをすることを考えた上で誰もが乗りやすい仕上がりになるように減衰力波形を決めていきます。

市販品状態でもドライバーがプロフェッショナルの場合には乗りこなしてしまうのですが、一般の方が乗った時に曲がらない、不安定などの現象になりがちだからです。

さらにストリートでの快適性も考えますと凸凹を通過する時に強い衝撃を受ける場合、減衰力が弱い事とバンプラバーのセッティングが出来ていないことが殆どですので、車とタイヤの剛性に合わせた減衰特性に出来るかがポイントになります。

タイヤは縦にストロークする、ダンパーもストロークする。

この時バラバラのストロークでは違和感のある乗り心地になりますので、そこをうまくセッティングしました。

しかし全ての路面から伝わる衝撃をなくすことは不可能ですし、タイヤもいろんなタイヤを履くことも想定していますので、減衰40段調整で合わせることが出来る様に全域で調整できるダンパーの減衰特性に致しました。

また減衰力を高めていくお話について、逆になぜ乗り心地が悪くならないのですか?

という質問に対し、このような回答を頂きました。

「基本的にスプリングは動き出せばずっと動いてますから、これにより段差での衝撃は多く感じません。

ところが、このスプリングの動きを抑制しているのはダンパーです。

もしこのダンパーがスプリングの揺れを抑える働きをしている中、極端な話ダンパーが止まるような動き(フリクション)をしたら、そこには大きな衝撃が発生します。

そのため減衰が強い=乗り心地が悪化するのではなく、あくまでもフリクションの問題なんです。」

との明確なお答えを頂きました。

皆様何かのご参考にして頂ければです。

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Posted at 0201/11/28 17:16:16コメント(0)

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