ガルフストリーム BMWブログ

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2021年03月の記事一覧

BMW F87 M2 コンペティション 乗らせて頂きました。

お客様のご了解を得て少し乗らせて頂きました。

新車保証も残っていますが何かあってはいけないので

確認も込めて乗らせて頂きました。

M2は乗った事はありますが、コンペティションは初めてです。

そして乗った印象はM3 コンペティションとまるっきり同じでした。

と言いますか、このM2 コンペティションの脚はM3と同じ構造(同じサブフレーム)です。

M3用をそっくりと移植しています。

 

そして乗らせて頂いて感じたのは?

タイヤが硬い、脚が硬い、シートが硬いの硬いづくめで正直一般道では体が痛いです。

その最たる要因はサスペンションが硬く、動かない脚ゆえタイヤの硬さを強調します。

ミシュランパイロットスーパースポーツは剛性があり、サスペンションが良くないとモロ硬く感じます。

以前デモカー E92 M3 の時もこのタイヤを使いましたがサスペンションキットが完成するまでは何も良さを感じませんでしたのも事実です。

しかし当社には既に M2用 オレンジウルフ ECDキットが有りますので、この問題は一発で解決出来ます!

正直私がもし車屋で無くこの車を購入しましたら、我慢して乗らなければいけないのか相当に悩みますね!

この日本の悪い道路事情の中で果たして乗り続けられるか?正直自信が無いですね!

そんな悩みに当社サスペンションキットでしたら間違い無く正解をお出し出来ますので

今回買って頂いたお客様にもご提案し、早速発注して下さいました。

と言いますか、こちらのオーナー様は E87 130 にてオレンジウルフECDをご堪能頂いておりますので

お車を買う前よりオーダーして頂いていたのです。

普通1000万円のお車に、それもM社製品に社外パーツを着けるなんて愚の骨頂だと思われるのが常識だと思いますが

その常識を覆したのが当社製品と皆様に自信を持ってお伝え出来るからこそ、この度もお車を探させて頂いた次第です。

話は長くなってしまいましたが、お付き合い頂きまして誠にありがとうございました。

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Posted at 2021/03/31 19:52:58コメント(0)

BMW アルピナ E46 B3S カムシャフト組み込み そしてバノス取り着け

カムシャフト組み込みですが、多分ハイカムなのか?

組み込みが結構大変でした。

整備マニュアルは有りますが、基本構造を確認しながらマーキングは欠かせません。

次にバノスの機構です。

こちらのエンジンではインテークのみのバノス機構となるシングルバノスです!

構造は至って簡単で電磁ポンプにより油圧を掛け、ギアが前後運動しバルブタイミングを変更しています。

この前後運動するギアがカムシャフトのギアと噛み合う様になっています。

ホンダのVテックとは違い、バルブのリフト量を変えるのでは無く、バルブオーバーラップを制御し

高回転でありながらも低回転時の快適性を損なわない様なBMW車らしい制御ですね!

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Posted at 2021/03/30 18:58:14コメント(0)

BMW アルピナ E46 B3S ヘッド 載りました!

昨日 BMW アルピナ E46 B3S のお車のエンジンマウントの事を書きましたが

本日はミッションマウントの件です。

あろう事か、ミッションマウントも壊れてました。

正直ここまで痛んでいるのは初めて見ました。

これではオーナー様は相当にドライブが不快であったのではないでしょうか?

今回たまたまエンジン不調となり、ご入庫頂きましたが

お客様自ら各部の見直しを!

のご指示を頂きましたがその訳がよ~く分かりました。

ヘッドガスケット(アルピナ専用品)を新品にし、遂にヘッドが載りました。

 

そしてここからが一番重要な作業となります。

ヘッドを留めるヘッドボルトは再使用はしません。

必ず新品を取り寄せます。(何故ならボルトは伸びて留まるからです)

伸びてしまったボルトを再使用しますと的確なトルクが掛かりません。

ヘッドを留めるボルトの均一なトルクこそが正確な圧縮を生み出す要因ですから最重要ですね!

また普通はボルトにオイルを塗って締め込むのですが

当社では常にこれを使って参りました。それは?

 

マイクロロン アッセンブリールブリカント

マイクロロン樹脂(フッ素加工物)を配合した機械組み立て用の潤滑剤。

エンジン組立て用に開発し、各パーツの摺動部分に指やゴムベら等で、薄く塗込み組み上げます。

(メーカーHPより引用)

 

ボルトに青く着いてますのが、マイクロロン アッセンブリールブリカントです。

更にトルクと共に重要なのが締め付け順序です。

メーカーの指示通り順番を守り適切なトルク管理をすれば、均一な圧縮が復活しますので!

 

そしてメカニック専務 自慢のスナップオン製トルクレンチです!

色々なサイズのトルクレンチを揃え適正なトルク管理を心掛けています。

また特筆なのはトルクと共にアングルも計測出来ます。

アングルとは回す角度の事でして30Nmを掛けた後、90度回転を2回行います。

昔はアナログなアングルゲージを使い2人掛かりでヘッドボルトを締めていましたが

これならもう1人で出来ちゃいます!

 

 

 

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Posted at 2021/03/28 19:51:58コメント(0)

BMW E46 320 が 徳川家康公 生誕の地 岡崎に嫁ぎました。

皆様!覚えていて下さってますか?

先月2月27日のブログを?

オーナー様のお気持ちが中々決まらないので在庫にすれば良いや!

の気持ちでオークションにて購入しましたが、いざ車が届いてビックリ!

あまりの程度の良さにまさに驚愕しました。

その件もブログに書きました。

そしてオーナー様が見に来てくれました。

もう文句着けるところなど微塵もありませんので、即決断して下さいまして

お買い上げとなりました。

 

そして本日はニコニコ顔で遊びに来てくれました。

もの凄く調子が良いです!と目を輝かせて下さいましたので

本当に良かったです。まさにパチパチでした!

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Posted at 2021/03/28 18:26:29コメント(0)

BMW アルピナ E46 B3S 進行状況

 

ヘッドOHと同時に各部メンテナンスもさせて頂くのですが

本日はエンジンマウント交換から取り組みました。

その外れたエンジンマウントがこちらです。

左が外れたマウントでして右が新品のマウントです。

16年近くも使っていますと、ここまでつぶれてしまうんですね!

 

と言いますか、もう頭がもげてしまってました。

これではもうマウントとしての役目は皆無ですね

もしかしたらこれが原因でエンジンが異常に振れ

ヘッドガスケットが欠けてしまったのかもしれませんね!

ヘッド&バルブ清掃も終わり、ヘッドへのバルブの組み込みも完了しました。

後は乗せるだけですが、乗せるエンジンの土台作りをしないといけませんので

エンジンマウントから掛かっている次第なんですね!

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Posted at 2021/03/27 19:43:57コメント(0)

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