ガルフストリーム BMWブログ

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東京都のお客様の記事一覧

BMW アルピナ E46 B3S エンジン始動!

エンジン組み立ても無事終了し、いよいよエンジンスタートです!

今回のご入庫の訳は東京の大手さんでは修理代が何百万も掛かると言われたそうでして

それならガルフに相談しようとの事で、ご連絡頂き浜松までお車を送って頂いた次第です。

実際2箇所のエンジン圧縮が抜けてましたので、エンジンはガタガタで

とても浜松までの自走は無理だと、お車が届いての確認が出来ました。

その圧縮漏れの原因はヘッドガスケットの損傷だけで他には異常がありませんでしたので安心して進められました。

 

また余談ですがこのお車には E39 M5 のスロットルが着けられていまして

左のオレンジのOリングが通常の330用でして右の大きな物がM5用となります。

そしてアルピナ特製のインテークマニホールドが装備されています。

沢山空気を入れて効率良く吸入させる事によりモアパワーを醸し出しているんでしょうね!

前回も書きましたがハイカムにもなっていると思います。

まさにNAチューニングが施された特別なBMWに仕上げているんですね!

 

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Posted at 2021/04/07 19:40:38コメント(0)

BMWアルピナ E91 D3 車検入庫

 

またまた東京よりアルピナのお客様が車検入庫して下さいました。

昨日も東京のお客様のお仕事をさせて頂きましたが、本日も東京のお客様にお越し下さいました。

こちらのアルピナ D3 のお客様は平成29年6月にATF交換とアライメント調整の為、お越し頂きまして

それをとても気に入って下さり、まだまだしたい他のメンテナンスが有るんで

メンテナンスを含め車検整備もお願いしたいので東京より伺いますね!

と御連絡頂きまして本日の運びとなりました。

その内容は?

2回目のATF交換

エンジンオイル交換、オイルスラッジクリーン施工

エンジンカーボンクリーン施工

バッテリー交換等々を承りました。

走行距離も7万キロとの事ですので、これらのメンテナンスはまさに必須だと思いますし

長く快適に乗って頂く為には欠かせないメンテンスと考えます。

今回も誠にありがとうございます。

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Posted at 2021/04/03 19:54:45コメント(0)

BMW E91 325 ATF交換

本日は東京より BMW E91 325 のお客様が2回目のATF交換に来て下さいました。

前回は平成29年8月 走行距離35000km時にATF全量交換と

オレンジウルフ 1wayバルブのお取り着けをさせて頂きました。

そして本日の走行距離は50000Kmでした。

前回より15000kmほどしか乗られていませんので

パーツ交換(オートマオイルパン)をせずにマシンのみでの全量交換をさせて頂きました。

ですので前回よりは、かなりリーズナブルに行えます。

ATF交換はどこでも出来ますが、やはり入れるオイルの性能が良いからこそ

わざわざ遠路よりお越し頂けると思います。

もしオイルがオリジナルで無く、一般市販品でしたら私も多分お誘い出来無いと思います。

しかし入れて頂くオイルが別格であるからこそ常に自信を持って遠路のお客様でもお誘いしております。

今回も完成後乗って頂きましたが!

やはり2回目はまた一段と良いですね~とお喜び頂けましたし

また来ますね!と満面の笑みにてお帰り頂けましたので本当に良かったです!

今回も誠にありがとうございました。

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Posted at 2021/04/02 18:47:18コメント(0)

BMW アルピナ E46 B3S カムシャフト組み込み そしてバノス取り着け

カムシャフト組み込みですが、多分ハイカムなのか?

組み込みが結構大変でした。

整備マニュアルは有りますが、基本構造を確認しながらマーキングは欠かせません。

次にバノスの機構です。

こちらのエンジンではインテークのみのバノス機構となるシングルバノスです!

構造は至って簡単で電磁ポンプにより油圧を掛け、ギアが前後運動しバルブタイミングを変更しています。

この前後運動するギアがカムシャフトのギアと噛み合う様になっています。

ホンダのVテックとは違い、バルブのリフト量を変えるのでは無く、バルブオーバーラップを制御し

高回転でありながらも低回転時の快適性を損なわない様なBMW車らしい制御ですね!

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Posted at 2021/03/30 18:58:14コメント(0)

BMW アルピナ E46 B3S ヘッド 載りました!

昨日 BMW アルピナ E46 B3S のお車のエンジンマウントの事を書きましたが

本日はミッションマウントの件です。

あろう事か、ミッションマウントも壊れてました。

正直ここまで痛んでいるのは初めて見ました。

これではオーナー様は相当にドライブが不快であったのではないでしょうか?

今回たまたまエンジン不調となり、ご入庫頂きましたが

お客様自ら各部の見直しを!

のご指示を頂きましたがその訳がよ~く分かりました。

ヘッドガスケット(アルピナ専用品)を新品にし、遂にヘッドが載りました。

 

そしてここからが一番重要な作業となります。

ヘッドを留めるヘッドボルトは再使用はしません。

必ず新品を取り寄せます。(何故ならボルトは伸びて留まるからです)

伸びてしまったボルトを再使用しますと的確なトルクが掛かりません。

ヘッドを留めるボルトの均一なトルクこそが正確な圧縮を生み出す要因ですから最重要ですね!

また普通はボルトにオイルを塗って締め込むのですが

当社では常にこれを使って参りました。それは?

 

マイクロロン アッセンブリールブリカント

マイクロロン樹脂(フッ素加工物)を配合した機械組み立て用の潤滑剤。

エンジン組立て用に開発し、各パーツの摺動部分に指やゴムベら等で、薄く塗込み組み上げます。

(メーカーHPより引用)

 

ボルトに青く着いてますのが、マイクロロン アッセンブリールブリカントです。

更にトルクと共に重要なのが締め付け順序です。

メーカーの指示通り順番を守り適切なトルク管理をすれば、均一な圧縮が復活しますので!

 

そしてメカニック専務 自慢のスナップオン製トルクレンチです!

色々なサイズのトルクレンチを揃え適正なトルク管理を心掛けています。

また特筆なのはトルクと共にアングルも計測出来ます。

アングルとは回す角度の事でして30Nmを掛けた後、90度回転を2回行います。

昔はアナログなアングルゲージを使い2人掛かりでヘッドボルトを締めていましたが

これならもう1人で出来ちゃいます!

 

 

 

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Posted at 2021/03/28 19:51:58コメント(0)

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