ガルフストリーム BMWブログ

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2018年04月13日の記事一覧

BMW E63 M6 1年点検

お得意様の地元の BMW E63 M6 のお客様が一年点検の為、入庫して下さいました。

普通の車屋でしたら、そのままリフトに上げ各部点検チェックして悪いところがあれば改善修理&交換してハイお終い。

ってとこなんですが当社は違います!

必ず試運転させて頂きます。

お客様におことわりして必ずリフトに上げる前に試運転にて各部を確認します。

そんな中、こちらのM6も乗らせて頂いたのですが、.エアコン掛かってるのにもの凄く暑い!

MAXエアコンにしても丸で送風状態で、とにかく暑い!

窓開けた方がよっぽど涼しい!

お客様は、このお車を本当にたまにしか乗られないんで気づいていらっしゃらない。

お電話して来て頂いて、まず間違いなくエアコンガス漏れしているのではないでしょうか?

とお伝えしたところ、夏には遠出したいんでガス漏れは修理したいですね!のお答えでした。

そしてお客様の見ている前で、ボッシュエアコンサービスマシンに繋ぎました。

この機械ではエアコンガスをまずは回収しクリーニングし、そして真空引きが始まります。

ここからが実は重要で真空状態を何分か保持させます。

ここで保持が出来ない場合は赤いランプが点灯しブザーが鳴ります。

そうしましたら明らかにガス漏れ状態という事になり機械はストップします。

私は間違い無くストップすると思っていましたが、な何と完成しちゃいました!

これがその結果です。

正確な充填量813gに対し回収したガスが233gでしたので、まさかの4分の1の量しか残っていなかったのです。

それでもひどいガス漏れは無かったって事になりましたので本当に驚きましたし、お客様も口アングリでした。

完成後は、そりゃあまあ冷える冷える!

これで真夏も安心ですし車にとっても優しくなりましたね!

そしてお次はこのパーツの登場です。

ハイ!フロントハブベアリングです。

お客様のお車に乗ってまず感じたのは暑いでしたが、次に感じましたのはステアリングの違和感でした。

ステアリングのセンター付近がとてもダルで、とてもMとは思えません。

切った時の反応も遅いですし、切っても曲がっていかない!

暫くしてブレーキを優しく踏むと明らかにブレーキジャダを感じる!

更に速度を上げると接地感が丸で無い!

レーンチェンジさえも思うように出来無い!

まず間違い無くこのパーツが原因でしよう!

お客様もブレーキジャダは自覚されていて、キャリパーOH、ブレーキローター交換、パッド交換したのに何でジャダるの?

と不思議だったそうです。

Mのローターには大きな穴が開いてるんで、そのせいなのかな~?

でも前はこんな.じゃ無かったんで、おかしいな~と思われていたそうです。

でも乗って貰って良かったな~自分では比較するものが無いんで、こんなものかな~としか思えませんでしたからと、おっしゃってました。

ハイまさにその通りで自分達の仕事は、車の良い状態を体に染み込ませ各車を比較する!

これしか出来ません。

木下プロの様にセッティングなんて全く不可能ですし望んでも多分無理です。

だからそこはプロにお任せし、良いものを開発して貰い更に高い次元で比較させて頂く事こそが使命だと思っています。

大切なお車を長く快適に安全に楽しく乗って頂く為の点検ですからね!

決してやっつけ仕事では良いお付き合いが出来ませんから!

そういつも肝に銘じてる次第です。

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Posted at 2018/04/13 14:58:12コメント(0)

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