
昔まだ自分の子供が小さい頃(小学校に入るか入らないかの頃)同居していた私の弟が猫を飼い始めましたが、私は反対しました。
前にも動物を飼って世話をしなかったからです。
この頃既に弟は成人してました
「ちゃんと世話をしろと」きつく言いましたが世話をしたのは僅かな期間。
自分の部屋に閉じ込めてその猫はノイローゼになり餌を食べなくなりました。
それでも弟は知らん顔。
仕方が無いので、その猫を幼い私の子供達が病院に連れて行く事になりました。
獣医さんは猫の名前を聞いて来ます。
実は名前もつけてなかったんです。
その頃幼い娘は ネコと言えず ネト と呼んでおりました。
先生は呆れ顔で猫の名前を 斉藤ネト とつけました。
病院から帰って来て家に入る時、向かいに住んでいる息子と同い年のコージとバッタリ顔を合わせます。
息子は大きな声でコージに話しかけます。
「コージ!今 犬猫病院行って来たんだ!」
「フーン」コージは気の無い返事をします。
我が息子はニコニコ顔で話を続けます。
「犬猫病院に行ってビックリしたよう!だって先生人間だったもん!」
コージは目が点。
娘が高校生にもなって言います。
私は「源泉かけ流し」の温泉なんて入りたくない!
「なんで?」
「だって つかれないんでしょ」
アホか!
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