オリジナルブランド ORANGE WOLF

サーキットやワインディングなどのスポーツ走行と街乗りの一般走行。
この双方を満たすチューニングはこれまで不可能とされてきました。
オレンジウルフは木下みつひろ選手との共同開発パーツで
この難題のクリアを追求し続けていきます。
キーワードは「性能」「安全」「快適」。
普段は街を走る愛車で時にはスポーツ走行を楽しむ…。
そんなカーライフスタイルの実現をオレンジウルフは目指します。

2010年 木下選手とのコラボレーション

出会い
ATS製品を取り扱う中、その製品の素晴らしさに心惹かれていた頃のことでした。
「実は、その製品の開発に携わっているのは、レーサーでありながらも、数々の開発実績も残していらっしゃる木下みつひろ選手という方なんです。」という話をATS井上常務から伺いました。さらに詳しく、木下みつひろ選手の開発歴や同業者様との車両開発成功例についての話を伺い、その開発ストーリーが掲載されているREV SPEED誌を興味を持って拝見したところ、木下選手が手がける開発の斬新さに、感動にも似た衝撃を覚えたのです。過去の開発記事(タイム志向、スピード志向)とはまるで違う独自の視点や、車の動きに対する的確な洞察力、レーサーという職業を超えたユーザー目線など、その開発展開は数々の実体験と自信に裏付けられたものであり、これまでに私が出会い、ご指導いただいた経験豊かな、どの方とも全く異なった次元の存在でした。これらをきっかけに、木下選手とお話しがしたいとの思いが日々募り、その機会を作っていただけるようお願いしました。そして念願叶い、直接お会いしてお話を伺うと、一つ一つの説明のわかりやすさや製品に対する考えの深さはもちろん、これだけの開発を手がけ、実績を残していながらも決して“上から目線”ではない彼の人間性にも感銘を受けました。居ても立ってもいられなくなり、これまでずっと高まっていた当社BMWでの製品独自開発をお願いしてみましたところ、「良いじゃないですか!おもしろいですね!是非ご一緒しましょう!!」とご快諾いただき、遂にガルフ×木下みつひろ選手のコラボレーションが実現したのです。思いもよらなかった機会と驚きに私たちは意気高揚し、同時に誰にでも与えられるわけではない出会いへ橋渡しをしてくれたATS社に対する感謝の念にも駆られました。
そして2010年。「ORANGE WOLF」ブランドとして、木下みつひろ選手との開発ストーリーがスタートしたのです。
木下選手の具体的な考えとは
一言で言えば 時代に合っている時代を見据えている彼の視点です。

それは何かと言いますと、常に現代のユーザーの目線でものを考えることであり、現代の嗜好に合わせていかなければ何の意味もないといった物作り車弄りへの見方でした。

「それは今までありがちな、ある特定の技術を持った人への突飛な製品作り。タイムを重視するあまり日常を犠牲にするような車弄り。スポーツカーはこうでなくてはいけないといったメーカーやショップサイドの考え方。チューニングすることによる弊害への妥協を強いること。お金をかけた割に実感できない製品又は余計に使い難くなるような製品販売などなどの現実」を指摘され、こちらも聞いていて耳が痛くなることも度々ありましたが木下選手曰くそれではあまりにユーザーに対し申し訳ないし、車が嫌いになってしまったらそれが一番辛いと言い切りました。

そうです。彼の考えは一に快適二に快適なんです。同乗者からも喜ばれるようなパーツ開発こそが今の時代に一番合ってるといった考えなんです。ところがここで面白いのですが、快適性を合わせ持つと人は安心します。安心するがゆえに車の操作が正確且つ的確になります。ですから当然車の動きが手に取るように掴めるようになり、それがおのずとタイムに繋がるといったことなんです!木下選手はレーサーでありながらタイムのことはほとんど口にしませんし拘りません。安心して走れる車さえ手にすれば、タイムなんて誰でもいとも簡単に出ちゃいますから!とケラケラと笑って言います。

実は私自身、車を操ることも難しいですが、車を仕上げることは並み大抵のことではないと、この18年間考えて参りましたし、自我自流で暗中模索して参りました。時に経験豊富な方ともお会いし、数々の教えを頂戴しましたが、どうにも自分には合いませんでした。やはり自分でやるしかないのかと諦めつつある中、本当に偶然に私が求める理想の車作りを、既に、していらっしゃる本物に出会え、ここしかないぞとの思いでお願いいたしました。もうすぐ私も50歳!24歳からこの業界に足を突っ込み30歳にて独立開業。そして18年の歳月、ここまできて自分の車屋家業の集大成作りに是非とも関わっていただきたい人!それが木下みつひろ選手なんです!