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    BMWチューニング~車高調キット6気筒専用モデル

    SRE(ザックスレーシングエンジニアリング)製 E46 6気筒専用モデル ORANGE WOLF

    M3以外の6気筒モデルの開発
    BMW E46 M3専用として素晴らしいサスキットが完成いたしました。ところがこれをM3だけにとどめておくのは全くもってもったいない話です。そこで木下選手に是非とも、とお願いし、M3モデルをベースとしたM3以外の6気筒モデルの開発をしていただく運びとなりました。





    【その内容とは?】

    「BMW E46 6気筒用オリジナルサスキット 木下みつひろ開発コンセプト」
    1.E46 M3と比較して、ストリートでのさらなる「快適性」
    2.一般道&ワインディングでの「ハンドリング性能」
    3.減衰力を締め上げても乗り心地を損なわない「追従性」
    4.タイヤサイズに左右されない「減衰特性」

    などなど、ユーザーさんが求めるポイントを実現するために開発を進めてまいりました。その結果、今回のスペックの発表となりました。

    【その特徴とは?】
    ・減衰力を最も弱い状態にしても十分なストローク感があり、快適で突き上げもなく吸い着くように路面をとらえます。
    ・フルハードでもストリートで十分快適に使うことが可能ですので締め上げて使いたいユーザーさんにもご満足いただけます。
    ・もちろんサーキットでも十分なポテンシャルを発揮することも確認済みです。

    ユーザーさんの気持ちを考えて開発した今回のORANGE WOLF E46 6気筒用は皆様が求める「快適性」「車高バランス」「性能」「安全」のすべてを兼ね備えることができました。
    この企画がスタートしたきっかけ
    実はこの企画、アルピナE46モデルオーナーの方からのご要望もあってのスタートでした。ちょうど自分も同じことを考えていたところへ、お客様からも「車を提供するので是非ともデモカーと同じようなサスキットにして欲しい」との強いお気持ちを聞かせていただきました。「それではアネブルさんと木下選手に連絡してみます!」との運びで始まりました。 
    E46 M3用ベースに全く同じ仕様で組み込み
    まず第一に木下選手にお話ししたところ、「良いじゃないですか~。是非ともやりましょう!」と快諾をいただきました。次にアネブルさんにもお話したところ「是非ともバリエーションを増やしていきたい!」と心良く承諾してくださり、まずはM3モデルを流用しての暫定モデルを作ってもらいました。

    その時のバネレートもM3と同じフロント8kgリア10kgで組んでいただき、仕様としてはE46 M3と全く同様となりました。
    木下選手が考える変更点
    暫定モデルが完成し、さっそく木下選手とアネブル蘇武さんにスリートで乗ってもらいました。ところがものの10分程度で帰って来られたのです。「え?もう?」と私は驚いてしまいましたが、「ハイ。変更点は蘇武さんにもう伝えました」とおっしゃるのです。ここが木下選手のすごさなんです。「人間センサー」なんて呼ばれている人ですが、ほんの一瞬で車の各部がわかってしまうのですから、いつもながら驚きです。

    そして木下選手の考える変更点とは……?

    M3用はフロントにピロが使用されているのですが、今回は純正同等のゴムマウントを使っています。そのため悪路になった時のダンパーの減衰力がゴムを変形させてしまいハンドルにも違和感が出る、という訳で、M3モデル以外には乗り心地のことも考えもう少し減衰ボリュームを下げましょう、ということになりました。
    木下選手のしびれるセリフ
    そして一番しびれたのが、たまたまお借りしたお車がアルピナであった為、「アルピナを目指しアルピナを超えましょう!」という木下選手の言葉でした。思わず「うわ~!カッコイイ~!」と叫んでしまいました。

    そしてもう一つしびれたのが、「Mモデルではないんですから、徹底的に乗り心地重視にして減衰を締め上げられるものにしましょう」という言葉でした。大体の車高調キットは、ほとんどの方が買った当初は強いところで使われていて暫くするとかなり弱いところで使うようになります。ところが弱めても乗り心地は改善されないために「失敗したな」と思われている方が大勢いらっしゃるのです。そのことを木下選手も感じていらっしゃるし、私自身もそう思っていましたから、これはまたまた凄いものができ上がるんだろうな~、とワクワクしました。
    木下選手が持つ驚きの感性と経験値
    最終的に仕様変更は2回行われました。普通に2回と書いていますが、たった2回で完成させてしまう木下選手の感性と経験値には本当に圧倒されてしまいます。これはデモカーの時もそうでした。開発ドライバーというお仕事をされているわけですが、ダンパーの内部構造までをもしっかり頭に入れていらっしゃる点など実に感服させられます。実際に手を付けているアネブル蘇武さんも「こんなに楽に仕事をさせてもらっていること自体がありがたいです。それに、変更点を正確に技術者に伝えるって実は一番難しいことですし、そう方はなかなかいないです」と言っていました。
    減衰&ガス圧を見直して、ストリートでは驚きの乗り心地ながらサーキットまでも!
    さて、完成しましたこのモデルのインプレをここでご紹介致します。

    まずは減衰力を一番弱めていった時の乗り心地の良さです。明らかにM3とは別物です。まさに車のキャラはサルーンになってしまいました。「これがホントのアルピナの足だよね~!」と一人うなずいてしまったほどです。日本の悪い路面を見事に舐めるように走るその様には、「これもう車高調じゃないですよね~」と木下選手も笑顔で喜んでおられました。
    そして最終確認として、減衰を強め、ワインディング&サーキットでも確認していただきました。締め上げればまさにスポーツカーです。横に乗せてもらった際には、あまりのストリートとの変貌と車の安定感におののいてしまい、何度も「凄え~!」と叫んでいました。

    まさにアルピナを超えたと言っても過言ではないと思います。BMW E46 6気筒オーナー様!この卓越したキットを是非お試しください。本当にBMWを買って良かった、と再認識させてくれるはずです!